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メールサブミッションポートの無償提供を開始しました
DAWN WebService - by Nippon Data Corporation.
株式会社日本データ (東京都北区/代表取締役 谷口朋行) は、同社が ISP 事業の一環として展開をしている「DAWN WebService」に、新しいサービスとして「メールサブミッションポート」および「メール送信者認証」の無償提供を2006年9月15日より開始致します。

このサービスを利用する事により、現在増加傾向にある迷惑メール (スパムメール) を排除するための新しい技術、「OP25B (Outbound Port 25 Blocking) (*1)」を導入したインターネット回線プロバイダ (*2) を通じて、お客様のドメインから安全かつ信頼性の高い電子メールを送信する事が可能になります。

重要: インターネット回線提供プロバイダが OP25B を導入した場合、メール送信のためにサブミッションポート利用の設定を行わない限り、DAWN WebService をご利用のお客様だけではなく、インターネット回線提供プロバイダを経由して独自ドメインを利用している世界中のユーザーが電子メールを送信できなくなります。

このサービスは、株式会社日本データおよびグループ各社としてのセキュリティに対する取り組みの一環である、インターネットセキュリティポリシーコンプライアンスに準拠するものとして位置づけされ、DAWN WebService をご利用頂いているすべてのお客様に無償で提供 (*3) が行われます。

今後も各お客様が安心してインターネットを利用していただくために、順次新たな対策およびサービスを積極的に検討してゆきます。

■メールサブミッションポートを利用して電子メールを送信する理由
日々増加する大量の迷惑メール対策として、インターネット回線プロバイダの Outbound Port 25 Blocking (OP25B) 導入が徐々に実施されつつあります。これに伴い、DAWN WebService をご利用のお客様だけではなく、インターネット回線提供プロバイダを経由して自社ドメインサーバへアクセスしている全世界のお客様が、送信する電子メールが迷惑メールではない事を証明するために、電子メールを送信する際に送信者の認証およびサブミッションポートを経由してのメール送信を行う必要がでてきます。

これに伴い、同時に独自ドメインを所有している企業や個人様が、電子メールを送信するための設定を変更しなければならないという事が発生する事も事実であり、同時に OP25B が完璧な迷惑メールへの対策ではありませんが、迷惑メールの送信量が激減する事が期待し、インターネット回線提供プロバイダが対応を開始しているという事をご理解頂ければ幸いです。

■電子メールを送信するための設定変更
ご利用のメーラー (メールソフト) にてメール送信ポートの設定をサブミッションポート (Submission Port / 587) に変更して頂く必要があります。また、メールサブミッションポートを利用する際は同時にメール送信者認証も必要になります。 メールサブミッションポートを利用する際に同時にメール送信者の認証を行い、より確実かつ信頼性の高いメール送信が可能になります。 (ご利用のメーラーにて、メール送信時に送信者認証 (SMTP-AUTH) を行うように設定を変更してください。ここで設定する ID とパスワードは、メール受信時と同じものです。)

■設定例 (Outlook Express 6)
1. 「ツール」メニューから「アカウント」選択します。
2. 画面左側上段の「メール」をクリックします。
3. 表示されたアカウントのうち、DAWN WebService を利用しているアカウントをクリックします。
4. 画面右側中段の「プロパティ」ボタンを押します。
5. 画面右側上段の「詳細設定」をクリックします。
6. 画面中央上段の「送信メール (SMTP)」部分に「587」を入力します。
7. 画面左側上段の「サーバー」をクリックします。
8. 画面左側下段の「このサーバーは認証が必要」にチェックマークを付けます。
9. 画面右側下段の「設定」ボタンを押します。
10.画面左側上段の「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」をクリックします。
11.画面右側下段の「OK」ボタンを押します。
12.画面中央下段の「OK」ボタンを押します。
13.画面右側下段の「閉じる」ボタンを押します。
※ 各メールソフトの設定や詳細につきましては、各メーカーへお問い合わせください。

■ OP25B 導入インターネット回線プロバイダ
通常、インターネット回線プロバイダが OP25B を導入する際には、書面やウェブサイト等で告知が行われていますが、適切な告知が行われていない場合もあります。現在、当社で把握している OP25B が導入あるいは導入が予定されているインターネット回線プロバイダは以下の通りとなります。

WAKWAK 2005年03月01日から適用
OCN 2005年11月01日から適用
@nifty 2006年02月15日から適用
So-net 2006年03月01日から適用
InfoSphere  2006年06月01日から適用
TikiTiki 2006年06月01日から順次適用
ぷらら 2006年07月26日から適用
BIGLOBE 2006年09月下旬から適用
ODN 2006年10月から適用
SpinNet 2006年10月から適用
DTI 2006年11月から適用
DION 2006年12月から適用
hi-ho 2006年12月から順次適用

*1 多くの迷惑メールは、インターネット回線プロバイダを経由して特定のサーバより不特定多数の人々へ大量に送信されます。これを排除するために、インターネット回線プロバイダを経由して送信される電子メールを排除するための技術です。

*2 この技術の導入により、お客様のドメインから送信されるメールは現在の設定では送信することができなくなりますが、サブミッションポートサービスの提供によりお客様が送信される電子メールが正しい認証をもって送信される電子メールである事を通知し、今まで通りお客様のドメインから電子メールを送信する事が可能になります。

*3 メールサブミッションポートおよびメール送信者認証は 2006年8月21日より最終テスト運用を開始しています。この時点から同様の機能が利用できますが、サービス自体の検証や保守などで一時的に停止する可能性などがあります。正式リリース前から実験的にご利用されるお客様は予めこちらの件をご了承ください。

■お問合せ先
株式会社日本データ
DAWN WebService運営チーム
TEL.   0120-718-718
TEL.   03-5959-8100
http://www.utn.jp/contact/index.php.ja

2006年9月1日
株式会社日本データ
DAWN WebService プロジェクトチーム/グループ統括管理事務局



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